破砕事例

クロスフローシュレッダでの破砕事例をご紹介します。
破砕時間、チェーン回転数、投入量、チェーン形状の4つのパラメータを調整することで、後工程に適した破砕状態に調整することが可能です。



自動車エアーバック
自動車に搭載されているエアーバックの破砕例をご紹介します。
車から取り出したエアーバックは、バック部分が飛び出した状態です。
破砕後、このバック部分ははずれ、金属部分だけが回収という結果が出ました。
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乾式比重-重側銅-570x570.jpg)
風力選別-軽側アルミ-570x570.jpg)
熱交換器
熱交換器(ラジエータ)を破砕しました。
熱交換器は自動車や空調機に使用されています。
銅のパイプとアルミのフィンが組み合っており、この2つの素材を完全に分離することが可能です。
純度の良い銅とアルミを効率的に回収することが実証されました。


PCモニター
デスクトップPCで使うモニターの解体例です。
CFSにかけている時間・回転数の調整により、色々な結果になります。
必要に応じて解体時間を変化させて、お好みの解体を選んでみてください。




自動車小型モータ解体例
自動車には大変多くのモーターが使われています。
CFSで破砕後、
≦10mm
磁選
>10mm
の3種類に選別しました。


デスクトップPCの解体例
デスクトップPCの例です。
従来、多くのビス類を人が電動ドライバで構成部品を解体していたデスクトップPCですが、CFSですと大体5秒間くらいで、左画像の様に価値のある基板があまり損傷を受けることなく取り出すことが可能です。
機械が行いますから非常に効率が良く解体が出来、処理量が増えます。


携帯電話機の解体例
携帯電話機はかなりのスピードでスマートホンに移行され、昔の形をしたものは徐々に少なくなってくると思われますが、それでもまだまだ廃棄される電話機がたくさんあります。
細かく破砕し過ぎると、貴重な基板が粉々になってしまいますし、かと言って手解体するのはとても面倒なものです。
CFSでは、排出ゲートを開けたままの状態で破砕します。しかもチェーンの回転速度を遅くしますと、ちょうど鯵の三枚開き状態となります。
※破砕の前に電池は取り外しています。




漁網
漁網の破砕事例です。
漁網は鉛とプラスチックが含まれており、クロスフローシュレッダで破砕するとそれぞれの素材を分離することができます。



ブチルゴム付き銅管
ブチルゴム付き銅管の破砕実験を行いました。
エアコンの室外機や冷蔵庫から発生するブチルゴム付き銅管は処理に手間がかかりますが、クロスフローシュレッダで破砕を行うことにより、程よくゴムと銅を分離することが可能です。




消費期限切れカンパン
消費切れカンパンの破砕実験を行いました。
クロスフローシュレッダで破砕をすることにより、嚙み込み無く分離することが可能です。



電線
電線(銅線)の破砕実験を行いました。
クロスフローシュレッダで処理をすることにより銅片、プラ片に分離することができました。選別方法を工夫することにより、更に分離することが可能です。



碍子
碍子の破砕実験を行いました。
クロスフローシュレッダで処理をすることによりセラミック材は細かくなり、金属部分との分離が簡単に行えます。
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焼成済LiB(リチウムイオン電池)
焼成済LiB(リチウムイオン電池)の破砕実験を行いました。
純密閉型の構造が活かされ、粉塵漏れが少なくクリーンな環境下で作業可能です。
ブラックマスは、主にセパレータ・サイクロン・集塵機からの回収が可能です。




太陽光パネル
太陽光パネルの破砕実験を行いました。
純密閉型の構造が活かされ、粉塵漏れが少なくクリーンな環境下で作業可能です。




ウォーターポンプ
自動車用部品のウォーターポンプの破砕実験を行いまいした。
クロスフローシュレッダで破砕することにより、
筐体のプラスチックと中身の金属との分離が簡単に行えます。